2004年 7月15日
従来サイズの1/3を実現
瞬時電圧低下保護装置:MLP“GTシリーズ”を新発売
  • 容積は従来容積比1/3を実現、1kVAを2Uラックサイズに凝縮
  • 瞬低・瞬断の保護時間 :1sec以上
  • 米国半導体装置規格“SEMI−F47−0200”に対応

 デンセイ・ラムダは従来比容積で1/3の小型化を達成した瞬時電圧低下保護装置:MLP“GTシリーズ2機種”を開発し、販売開始します。

1、市場背景

 年々品質がよくなって来た商用電源ですが、雷などの自然災害や送電線関連の保全を目的とした系統切換えなどにより、瞬間的な電圧低下や停電は避けられないのが現状です。この“電源のまばたき“とも言われる電源の瞬低や瞬断は、半導体製造関連装置やFA業界などに対して甚大な被害をもたらすことがあります。この対策として、効率的な電源バックアップ装置である瞬時電圧低下保護装置:MLPが、従来から多くのお客様に愛用されてきました。
  しかし、業界をとりまく環境は大きく変わり、より省スペースの設備要求や経済的な要求が高まっており、スペース的・コストパフォーマンス的により優れたMLPが望まれています。当社はこの需要に応えるべく、第3世代となる「MLP」を開発し販売開始します。

 

2、新製品の特長
  瞬時電圧低下保護装置:MLP“GT−1101/1201”は、容積で当社従来比1/3を達成しました。この結果、標準ラック2Uサイズに収まり、応用装置の小型要求に対応することが可能となりました。これは、双方向性インバータ回路のパワーモジュール化技術および独自のデジタル処理による制御技術により可能となり、部品点数を従来の半分にするとともにプリント基板を5枚から1枚に、10個あった可変抵抗器を”0“とし、小型化と同時に信頼性の向上も図りました。 
  さらにバックアップ時間を1秒間として国内・海外のほとんどの瞬低に対応したほか、米国半導体装置規格“SEMI−F47−0200”に適応しています。また、バッテリーやファンなどの定期交換部品を使用していないため長寿命を実現しています。環境的には無騒音・無振動と高効率で高い信頼性と共に、地球環境にやさしいエコロジー設計としました。

瞬時電圧低下保護装置:MLP“GTシリーズ”の特長

  • 2Uラックサイズで出力容量:1kVA、容積は当社従来比1/3を実現
  • 瞬低・瞬断の保護時間 :1sec以上(従来0.7sec)、高品質の正弦波出力
  • 国内外の瞬低・瞬断保護に対応
  • 米国半導体装置規格“SEMI−F47−0200”に適応
  • 常時商用電源からの切換え時間:2msec以内
3、事業計画

  新製品の瞬時電圧低下保護装置:MLP“GTシリーズ”は、直販及び特約店経由で販売します。対象市場としては、半導体業界はもとよりFA市場も積極的に開拓する計画であり、特に商品の新コンセプト効果による市場拡大に期待しています。販売計画としては、8月6日発売開始し、2年後に年間10億円の販売を見込んでいます。

 

■ 瞬時電圧低下保護装置:MLP“GTシリーズ”外観
■ 瞬時電圧低下保護装置:MLP“GTシリーズ”概略仕様
GT−1101、GT−1201
  • 単相AC100Vタイプ「GT-1101」 単相AC200Vタイプ「GT-1201」
  • 定格出力容量:1kVA
  • 通常商用時出力
  • 瞬停(低)時出力:正弦波出力  
  • 切換時間:2msec以内
  • 使用温度範囲:−0℃〜+50℃
  • サイズ(WxHxDmm):423x 84 x 450
  • 質量:10kg
■ 補足資料

瞬時電圧低下保護装置:MLPについて

デンセイ・ラムダが瞬低対策専用品として「瞬時電圧保護装置」および「MLP:Momentary Line-drop Protector」の製品名で、1993年に第1世代製品を国内で初めて発売しました。

MLPは、バッテリーおよび冷却用ファンのメンテナンス部品を使用せず、小型・軽量で高効率に100%電圧低下(電断)までを高品質の正弦波出力での電源保護を実現してきました。第1世代の350ms保護時間から第2世代では700msを、そして今回発表の第3世代:GTシリーズでは小型薄型2Uサイズで大容量1kVAを1000ms保護します。
 
   
   
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